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2006年11月15日

信濃町探偵団(2006/11/15)

●200賞への阿諛追従(公立大学の学長らが祝辞)

・11月4日付「聖教新聞」「明石氏 池田会長の国際的な功績の数々は余人の追随を許さない 200の名誉学術称号に寄せて」
 「明石康 元・国連事務次長 幅広い国際交流のネットワークを構築 積極的平和主義を示す」
 「池田会長は、創価学会ならびに創価学会インタナショナルの希有な、また卓越したリーダーとして、ともすれば内向きになりがちなわが国の知的雰囲気を打ち破り、説得力とビジョンに富む『積極的平和主義』を我々に示してこられた。
 池田会長の長年にわたる幅広い国際的な功績の数々は列挙にいとまがないが、名誉称号200を達成した時点で省みてみると、その残された足跡には余人の追随を許さないものがあることをわかる」
 「西澤潤一 首都大学東京・学長 世界の学問の殿堂から前人未踏の栄誉 不幸を追放する叡智の使徒」
 「池田名誉会長が、世界の叡智の殿堂実に200から、その賞讃と共に栄誉を享けられたことは、先生が叡智の使徒として世界の不幸を解し、蒙昧による不幸を追放しなければならないことを啓示するものだと思います」
 「梶田叡一 兵庫教育大学・学長 巨大な平和運動の指導者の顕彰は当然 菩薩道の行動に心から敬意」
 「同時代に生を受けた日本人の一人として、池田大作SGI会長が担ってこられた巨大な宗教運動、社会運動の大業績に対し、またそれに対して各国の大学等から授与された多数の顕彰に対し、心からの祝意を表したいと思う」
 ※池田大作氏の200賞に対して公立大学で2校だけ祝意を表した首都大学東京と兵庫教育大学の学長と、元国連事務次長の明石氏の祝意のメッセージが「聖教新聞」に掲載された。梶田氏や明石氏は以前から創価学会シンパとして知られているが、いずれも池田氏の200賞を激賞・讃歎している。それにしても口汚く他者を罵り、自画自賛に明け暮れる池田氏の行動が「菩薩道」であり「不幸を追放する叡智の使徒」とは。真理や真実を学問的に追求する最高学府の責任者が、池田大作氏という人間の実像や、200賞受賞の背景を無視し、歯の浮くような讃辞を重ねている現実。混迷・混乱する日本の教育界だが、最高学府の責任者がこの程度の認識では、混乱もむべなるかな。

●池田夫人の宣揚

・10月31日付「聖教新聞」「シナノ企画の新作 微笑みの栄冠」「池田SGI会長と歩んだ香峯子夫人」
 「シナノ企画の新対話シリーズNo.55『微笑みの栄冠 池田SGI会長と歩んだ香峯子夫人』が完成した。広宣流布の激動の日々を、SGI会長とともに歩み抜いてきた香峯子夫人。本作には、第1次・第2次訪中、第1次訪ソなどの貴重な記録映像やSGI会長夫妻のインタビューなど収録。SGI会長の激務を支えながら、国内外の多くの友に励ましを送り続ける香峯子夫人の温かな人間性を描き出している」
 ※ポスト池田大作体制を考える上で重要な会員に対する求心力。現在、創価学会は池田大作夫人かねさんの権威化とカリスマ化を急いでいる。シナノ企画のかね夫人を扱う新作のビデオ・DVDは、ビジュアルによってかね夫人のイメージを高めようとの狙いがあるものと見られる。

投稿者 Forum21 : 2006年11月15日 18:51

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