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2009年01月07日

2009-1 信濃町探偵団―創価学会最新動向

●学会員タレント・スポーツ選手を喧伝・誇示

・1月1日付「聖教新聞」「親しまれるマチャミ・ワールド」「人生の師の励まし 『希望の女優になるんだよ』」
 「底抜けの明るさとバイタリティーそして誠実味あふれるトークで、お茶の間に“生きる元気”を送り続ける、女優の久本雅美さん=区副婦人部長、副芸術部長。浮沈の激しい芸能界に生き抜いて20年を超えた彼女。『有名とか、富なんて、幻の幸せです。人間として最も大切なものを、私は創価学会で見つけたんです!』と胸を張る。信仰を根本に“妙法のお笑い女優”を目指す久本さんの実像に迫る」
・同「各分野で活躍する男子部・女子部メンバー」「漫才コンビ」
 「『すべて師匠の励ましのおかげです!』昨秋、『NHK新人演芸大賞』を受賞し、晴れやかに勝利宣言。若手漫才界の頂点を決する『M―1グランプリ2008』でも、最終決戦に進出するなど、今、最も勢いのあるお笑いコンビ『ナイツ』。『インターネットの“ヤホー?cで調べたんですけど』――この決まり文句から、巧みな“ボケ”を連発する塙宣之さん(30)=東京都練馬区、男子部本部長=とそこに絶妙なテンポで“つっこみ”を入れる土屋伸之さん(30)=東京都中野区男子部部長=の漫才。(中略)
 二人の出会いは、創価大学の落語研究会。創立者・池田名誉会長からの励ましを胸に“お笑いで勝利の実証を!”と誓い、2000年にコンビを結成」
・同「新春チャレンジトーク」「東北楽天イーグルス 岩隈久志選手」「使命のマウンドで師弟勝利の劇を! 報恩感謝で全力投球!」
 「棚野(男子部長)昨年の大活躍、本当におめでとうございます!(中略)
 岩隈 ファンの皆さんの応援はもちろん、同志の方々のたくさんの祈りと励ましに、ただただ感謝の思いでいっぱいです。そし人生の師匠である池田先生・奥様のおかげです」

 ※久本雅美に売り出し中のナイツ、そして昨年、大活躍した岩隈をそろい踏みさせ、「師匠」である「池田」氏への報恩感謝の念を語らせる「聖教新聞」。創価学会にとって決戦ともいえる総選挙を控え、広告塔を最大限、利用する腹づもりなのだろう。

●今年も世俗の権威で身を飾り早々と選挙闘争を指示

・1月1日付「聖教新聞」「池田SGI会長 名誉博士 名誉教授 知性の宝冠250へ」
 「(SGI会長が)国境、民族、文化を超えて、不滅の平和の架け橋を築いてきたその功績を、世界が競って讃える時代になった。なかでも各国が誇る最高峰の学術機関が、威信をかけて贈る名誉学術称号は現在246に。決定通知書を含め『250』を超える。この『世界一』の知性の大宝冠こそ人間主義の哲学の力で人類の境涯を高めてきた創価三代の会長“師弟の勝利”」
 ※今年も世俗の権威で身を飾る「世界的な宗教者」。その数が幾つまで伸びるのか、けだし見ものだ。
・1月1日付「聖教新聞」「新年の歌 名誉会長 池田大作」
 「君よ立て 我も進まむ 広布かな 大法戦に 連なる名誉は
 栄光と 使命の大道は 慈悲の道 我らの前進 全勝 晴れ晴れ」

 ※創価学会にあって「法戦」とは、選挙を意味する。今年は夏に東京都議会議員選挙、そして9月に衆議院が任期満了となることから、必ず衆議院総選挙が行われる。創価学会の既得権や池田大作氏を守るための政治体制の構築に腐心する創価学会にとって、衆院選は文字通り危急存亡の決戦となる。その総選挙に勝つために池田氏は、元日付の「聖教新聞」掲載の「歌」(!?)で、早々に檄を飛ばしている。

投稿者 Forum21 : 2009年01月07日 20:42

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