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2007年02月15日

信濃町探偵団―創価学会最新動向 2007/2/15

信濃町探偵団――創価学会最新動向

●翼賛するマスコミ
・2月3日付「聖教新聞」「小説『新・人間革命』ラジオ朗読1000回 名誉会長に特別顕彰杯 文化放送」「佐藤社長 小説 随筆 スピーチ 提言 多分野にわたる執筆活動に感嘆」
 「池田名誉会長の小説『新・人間革命』の朗読ラジオ番組(聖教新聞社提供)が、2月5日(月)の放送で『1000回』となる。これを記念し、文化放送(東京・港区)から、原作者の名誉会長に『特別顕彰杯』が贈られた。授与は1月31日、信濃町の聖教新聞本社で行われ、文化放送の佐藤重喜社長から、本社の原田代表理事に託された。
 2003年4月の放送開始から約4年。月曜から金曜までの10分間、文化放送をキー局として全国で放送され、反響を広げている。佐藤社長は語った。
 『歴史的な1000回の放送、誠におめでとうございます。こうしたラジオの特色を生かしたドラマ仕立ての朗読番組を放送できることは、弊社にとって最大の誇りであり喜びです』『40年以上の長きにわたって、小説「人間革命」「新・人間革命」を執筆してこられた池田名誉会長の激闘に、心からの敬意を表します。また随筆やスピーチ、記念提言など名誉会長の多分野にわたる執筆活動に感嘆しております』」
 ※たとえ10分であろうとも月曜から金曜までレギュラー番組を提供してくれているのだから、「特別顕彰杯」などを贈っても安いものということなのだろう。しかし、自局に番組を提供してくれているからといって、放送メディアの社長が、虚偽に手を貸すのはいかがなものか。放送している『人間革命』『新・人間革命』をはじめ、池田大作氏の著作物が、「特別書籍部」などと称する代作グループや代作者によって作成されてきたことは、当事者である特別書籍部の責任者だった原島嵩元教学部長をはじめとする多くの元創価学会幹部の証言するところ。
  関西テレビの「発掘!あるある大辞典?供廚隣埖な麁擦睫簑蠅世?、マスコミのトップが、池田氏の「多分野にわたる執筆活動に感嘆」などというコメントを行って、フレームアップに手を貸すことは重大な問題。文化放送社長の責任は重い。

●公明党と石原都知事
・1月13日付「公明新聞」「東京が全国の牽引力に 東京都本部が賀詞交換会」
 「公明党東京都本部(山口なつお代表)の新春賀詞交換会が12日、都内で盛大に開かれ、公明党の太田昭宏代表、浜四津敏子代表代行らと、中川秀直・自民党幹事長、石原慎太郎・東京都知事をはじめ、各界から多数の来賓が出席した」
 ※例年同様、公明党が全国各地で開催した賀詞交換会には、自民党幹部や議員、各地の知事や市長など地方公共団体の首長が出席し、公明党と誼を通じている。このうち東京都本部の賀詞交換会に出席した石原東京都知事の挨拶は次のとおり(「公明新聞」1月13日付より)。
 「公明党の皆さんは、都議会で、機微に付した、誰も思いつかない、おもしろい提案をされ、いつも感心しています。皆さんのお力を賜り、この東京が胸を張って住める首都にしていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします」
  中川幹事長も石原都知事も、統一地方選・参院選で公明党すなわち創価学会票の支援を請おうという腹づもりなのだろう。ちなみに子息に対する公私混同や豪華出張費問題などで批判を浴びている石原都知事は、平成11年の都知事選の直前、「週刊文春」の「あなたの池田大作氏への人物評価をお聞かせ下さい」との質問に対して、「悪しき天才、巨大な俗物」と回答。あわせて創価学会に日本の政治が壟断されている現実を「情けない限り」と評していた。

投稿者 Forum21 : 2007年02月15日 02:06

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