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2007年02月01日

信濃町探偵団 2007/2/1

信濃町探偵団―創価学会最新動向

●「人間革命」「新・人間革命」連載5000回を礼賛する識者
・1月15日付「聖教新聞」「民衆に勝利を!世界に平和を!正義のペンが開いた偉大な歴史 小説『人間革命』『新・人間革命」連載5000回の壮挙を祝賀」
 「一回、また一回と、魂を注ぎ続けて、前人未踏の壮挙!――池田名誉会長の小説『人間革命』(1509回)、『新・人間革命』(3491回=本日付)の連載が、今日、通算5000回を迎えた。新聞小説の連載回数では、最長といわれてきた山岡荘八氏の『徳川家康』(4725回)を超え、日本最多の記録を更新している。ここでは、各界識者の賞讃の声と、小説に励まされてきた会員のエピソードを紹介する」
 「長崎新聞社 代表取締役社長 松平和夫 『生命の尊厳』を叫ぶ大河小説」
 「小説『人間革命』『新・人間革命』が、連載5000回の壮挙を迎えられましたことを、新聞人の一人として、心よりお祝い申し上げます。想像を絶する激務のなかで、連載を持つことがどれほどの心労を伴うものであったか。さらに本小説の社会的な影響力、記事の裏付けや考証の労作業などを思うとき、池田名誉会長の超人的なバイタリティーには、脱帽する以外ありません」
 「ノンフィクション作家 高見沢たか子 平和への正しい歴史観示す」
 「評論家 岡庭昇 大興隆を生んだ『青春』の熱意」
 「中国新聞社 特別顧問 今中亘 “平和教育の書”に強く感銘」
 「『日本は、史上最初の被爆国であり、世界に誇るべき平和憲法を持つ国である。未来の世代に対して、『対話』と『非暴力』の正道を厳然と示しゆく責務があり、使命がある』これは、池田名誉会長から2002年の新春に、中国新聞へ寄せられた特別寄稿の一節です。まさしく、この高邁な理念が、通算5000回に及ぶ長編小説『人間革命』『新・人間革命』やSGIの活動に貫かれているのだと思います。とりわけ『新・人間革命』の執筆開始が、被爆48周年を刻む1993年の8月6日のことであったと知り、恒久平和への決意に感銘を受けました」
 「大谷大学 教授 鄭 早苗 一人の『幸福』を願う心に共感」
 「上智大学 教授 植田康夫 権力と戦う高邁な精神の輝き」
 「実在の人物を登場させる小説の場合、その主人公は、よほどの器量を備えていなければなりません。その点で、戸田第2代会長、山本伸一のモデルである池田名誉会長はとても実直な人柄で、人格には品位がある。人間の魅力を余すところなく体現するかのような振る舞いです。(中略)また、戸田会長はかつて『小説を書くときは、かならず時代背景と思想を忘れるな』と語られたそうですが、その時代の権力や思想と対決・葛藤し続けた三代会長の歴史は、現代人が心に刻むべき精神でしょう」
 ※池田大作氏が執筆しているとされる「人間革命」と「新・人間革命」の「聖教新聞」への連載回数が、5000回を超えたことを創価学会は、「前代未聞の偉業」だと大喧伝している。1月15日付「聖教新聞」には、その「偉業」を賞讃する識者の声が掲載され、地方新聞のトップや大学教授などが相次いで賞讃・礼賛の言辞を寄せている。
  だが「人間革命」や「新・人間革命」は、そもそも池田大作氏が執筆しているものではないことは、池田大作氏の代作チームの責任者である原島嵩元創価学会教学部長をはじめとする各種の幹部・創価学会の本部職員が明らかにしている通りである。
 事実や真実を究明すべき新聞社のトップや大学教授が、事実や真実を等閑視し、虚偽・虚飾に手を貸す。情けないとしかいいようがない。
 なお1月16日付「聖教新聞」は、「中国 人民日報インターネット版が『新・人間革命』を紹介」「最も多い感想は『感動』の二文字」との見出しで、「人民日報」のインターネット版が、「新・人間革命」を次のように紹介したと報じている。
 「中国を代表する日刊紙『人民日報』のインターネット版で、池田名誉会長の『新・人間革命』が、日本のベストセラーとして紹介された。日本の書籍取次大手トーハンが発表した『2006年年間ベストセラー』に選ばれた書籍について、内容などを解説したもの。(中略)『前世紀の70年代における日本の青年群像を活写している。読者が同書を評するなかで、最も多く出てくる言葉は、『感動』という二文字である」
 中国にとって創価学会は、日本国内におけるもっとも都合の良いパートナー。サービスするのも当然といえようか。

●池田門下生の中核部隊を激励
・1月9日付「聖教新聞」「名誉会長がメッセージ 婦人部伸峯会が30周年 原田会長、高柳婦人部長が祝福」
 「婦人部『伸峯会』の結成30周年記念の勤行会が8日、信濃町の創価世界女性会館で行われた。池田名誉会長はメッセージを贈り、『師弟不二の祈り』を根本に『誇り高き使命』へ進む友を祝福。『どうか、この大事な一年、伸峯会が全婦人部の要となって、私たち夫妻と共に、全学会の勝利の道を断固と開いてください』と念願した」

 ※「伸一会」とならぶ池田門下生の中核部隊であなる「伸峯会」メンバーを池田氏が激励した。「伸一会」の伸一とは、「人間革命」中の池田氏の登場人物名である山本伸一に基づく。そして「伸峯会」とは、その伸一と池田大作夫人である香峯子さんの峯を合成したもの。創価学会を支える婦人部・女子部を率いていく女性会員の要となるメンバーである。池田氏のメッセージに「私たち夫妻と共に」とあるように、このメンバーが池田家創価学会を支える先兵役でもある。おそらくポスト池田の世襲体制構築のためにこのメンバーは池田夫妻とともにフル回転することだろう。

投稿者 Forum21 : 2007年02月01日 02:03

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