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2006年12月01日

信濃町探偵団(2006/12/1)

●池田夫人宣揚
・11月7日付「聖教新聞」「ノーベル平和賞のベティ・ウィリアムズ会長が創設 世界子ども慈愛センターが池田SGI会長に『特別表彰』」「SGI会長 香峯子夫人がセンターの諮問委員に」
 「『世界子ども慈愛センター』を創設したベティ・ウィリアムズ会長が6日、八王子市の東京牧口記念会館を訪れた。(中略)SGI会長とともに、香峯子夫人が同センターの『諮問委員』に就任した」
・11月15日付「聖教新聞」「アメリカ カーソン市 池田香峯子夫人に名誉市民証」
 「アメリカ・カリフォルニア州のカーソン市が、池田香峯子夫人に『名誉市民証』を贈った。(中略)証書には、池田会長と香峯子夫人が、『すべての人々が安穏に生きられる平和社会の建設を誓願として』歩んできたと記され、『香峯子夫人は幾百万の女性の模範を示してこられました』と讃辞が綴られている」
・11月16日付「聖教新聞」「アメリカ ロサンゼルスのアマネサ小学校 池田SGI会長夫妻を名誉校長に」
 ※池田大作夫人のかねさんへ名誉市民証などが贈られている。夫だけでなく、妻もまたこうした名誉称号を積み上げることで権威・カリスマを構築し、ポスト池田大作体制の中で重要な役割を果たそうということなのだろう。

●勲章への下地作り
・11月14日付「聖教新聞」「福岡県書店商業組合から 名誉会長に感謝状」
 「池田名誉会長の『出版文化振興』への功績と尽力を讃え、福岡県書店商業組合から、名誉会長に感謝状が贈られた。感謝状では、名誉会長が著作活動を通し、『日本のみならず世界の人々に豊かな心と深き教養』を与えてきたと賞讃」
・11月18日付「聖教新聞」「民音創立者の名誉会長に 徳島市から感謝状」
 「民音創立者の池田名誉会長に、徳島市から感謝状が贈られた。授与式は17日午前、同市の原秀樹市長が出席し、東京・信濃町の民音文化センターで行われた。原市長は、同市での多彩な民音公演が300回を迎えたことに触れ、市民文化の振興と、文化・芸術の発展に対する名誉会長の多大な貢献に感謝。また、名誉会長に対する世界からの名誉学術称号授与が200となったことを祝福し、民音の小林代表理事に感謝状を手渡した」
・11月23日付「聖教新聞」「民音創立者に 愛媛県から感謝状」
 「民音創立者の池田名誉会長に22日、愛媛県から『感謝状』が贈られた。授与式は、加戸守行県知事が出席し、東京・信濃町の民音文化センターで行われた。(中略)
 また加戸知事は、池田名誉会長が、200の名誉学術称号を受賞したことを祝福した」
 ※以前、全国各地の地方自治体が民音創立者あるいは東京富士美術館創立者という名目で、池田氏に感謝状を贈ったことがあったが、明年の統一地方選を前に、再び、地方自治体から池田氏への感謝状が出され始めている。日本では富士宮市の名誉市民以外、勲章にも名誉称号にも無縁の池田氏。こうした感謝状を積み上げることでいつかは日本の勲章をと夢見ているに違いない。

●世襲体制への布石
・11月21日付「聖教新聞」「未来本部が第1回協議会 池田博正総合本部長、山本・横溝本部長と 名誉会長が『三指針』を贈る」
 「未来本部の第1回協議会が20日、東京・信濃町の学会本部別館で行われ、池田博正総合本部長、山本哲也本部長、横溝節子女性本部長と青年・未来部各部のリーダーが出席した。これには、池田名誉会長が未来本部の三指針を贈った。
 池田総合本部長は、『未来本部の役割は、未来部育成に携わる青年部の21世紀使命会を応援することです』と強調。『未来部を育てることは、学会の未来を育てること』と述べ、50年にわたる広宣流布の手を盤石に打っていこうと呼びかけた」
 ※未来本部の総合本部長に就任した池田博正氏が、未来部の育成は「学会の未来を育てること」との本音を明らかにしている。その未来部に対する池田氏の「指針」とは「一人ひとりを師弟直結の後継者に」というもの。高・中・小学生に池田イズムを擦り込もうという企みだ。

投稿者 Forum21 : 2006年12月01日 18:54

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