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2005-6-15

●池田香峯子夫人の宣揚続く
・6月4日付「聖教新聞」「アメリカから池田香峯子夫人に顕彰状」
 「創価の女性を諸天が賛嘆!――池田香峯子SGI会長夫人の平和貢献を讃えて、米カリフォルニア州のエド・チャベス下院議員、ロサンゼルス郡のマイケル・アントノビッチ行政長官、ウエストコビナ市議会から、それそれ『顕彰状』が贈られた。(中略)
 授与式は5月23日にサンタモニカ市のアメリカSGI本部で行われ、名代の池田博正SGI副会長が、ウエストコビナ市のビル・ロー事業計画委員長、ミシェル・ロー地域事業委員から各顕彰の証書を受けた」
 ※池田大作夫人香峯子さんへの顕彰が続く。その上、6月6日付「聖教新聞」には「創価子弟の肖像画」として、牧口・戸田の両会長と並んで池田夫妻の肖像画が掲げられた。ついに香峯子さんは牧口・戸田と同格ということか。


●統一外勝利を誇示
・5月28日付「聖教新聞」「座談会 栄光の学会創立75周年」「学会ありて日本の民主主義は発展」
 「金子(信越長)学会は創立75周年の佳節を、正義の大勝利で勝ち飾っている。我々が支援する公明党も、堂々たる『連戦連勝』だ。統一外地方選挙でも、4月までで実に『110カ月』連続で完勝だ。
 野村(北海道長)日本中が驚いている。僕の友人の東京在住のジャーナリストも驚嘆していた。『110カ月も全戦全勝だって! 信じられない。日本の憲政史上、いまだかつてない歴史だろう。どれほど支持者が苦労したか。本当に、すごい』と言っていた。
 藤原(関西長)今月15日に行われた、兵庫県宍粟市議選(山崎町選挙区)、京都府精華町議選は過去最高の得票で大勝利。さいたま市議選(岩槻区選挙区)、高知県いの町議選も完勝した。
 高橋(四国長)22日に行われた、和歌山県田辺市も過去最高得票で全員当選。岡山県瀬戸内市、長崎県対馬市の市議選も完全勝利だった。
 秋谷(会長)普通では、ありえない壮挙だ。全て支持者の尊い献身のおかげだ。『支持者ありての勝利』だ。支持者の大恩を、公明党の全議員、家族は絶対に忘れてはならない」
 ※統一外の各種地方選挙で連続全員当選を続けていることを誇示する創価学会首脳。だが、その統一外での全勝に暗雲が漂っているのが東京都議選。足立区の副議長も務めた公明党現職区議の汚職による逮捕・起訴もあり、厳しい局面に。そこで創価学会首脳は、激戦区の創価学会組織の会合に出席。以下のように檄を飛ばしている。


●東京都議選に全力投球
・5月29日付「聖教新聞」「寸鉄」「『勝利を勝ちとる戦士の偉容を見せてやる』詩人。誉れの大東京の心意気!」

・5月30日付「聖教新聞」「寸鉄」「広布とは仏と魔との大闘争。絶対勝利の信心で大東京の王者足立よ驀進を」

・同「大東京よ進め 秋谷会長村山総区へ」
 「全国で29日、前進の集いが行われ、東京・村山総区は7・20『総区の日』を記念する第1回大勝利栄光大会を、巣鴨の東京戸田記念講堂で開催した。秋谷会長は、?恷キ念?cの強さで勝利は決まると強調」

・6月1日付「聖教新聞」「寸鉄」「東京・荒川の友に大喝采。人情と正義感が下町の力だ。痛快に勝って万歳を」

・6月2日付「聖教新聞」「寸鉄」「東京・中野の共戦の友よ、執念の行動が勝利を開く。拡大戦を制し見事栄冠を」

・6月4日付「聖教新聞」「東京 町田 秋谷会長と快進の集い」
 「(秋谷会長は)魔性を打ち破る勇気の声が、社会を善の方向へ変えゆく。それが広布の闘争であると強調。戦う同志を讃え、歓喜の大前進をと望んだ」

・同「中野 池田博正副会長が出席し大会を」
 「中野総区の大会は、巣鴨の東京戸田記念講堂で盛大に。(中略)池田博正副会長は、中野の勝利が次の広宣流布の流れを作るとし、誉れの団結で金字塔をと念願した」

・同「寸鉄」「東京・世田谷の友に大声援!祈りと粘りの行動が輝く未来を開く。大奮闘を」

・6月6日付「聖教新聞」「寸鉄」「東京・目黒の友の健闘に大拍手!攻撃は最大の防禦だ。攻めに徹しよう」
 ※公明党の現有議席は21議席だが、今回、公明党は候補を23人擁立し、議席増を狙っている。もっとも都議会での公明党の最大獲得議席は27議席。それを基準にすれば全員当選でも4議席の減。ちっとも「興隆・隆盛」しているわけではないのだが、数字のレトリックで創価学会は勝利をアピールする。

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