信濃町探偵団―創価学会最新動向  H15.5.15

●体調不良か?……“風邪”と発表したものの五月三日になぜか姿を見せなかった池田大作氏
・5月4日付「聖教新聞」「完勝万歳!2005年の『5・3』へ出発!!」「『創価学会の日』『創価学会母の日を記念し第27回本部幹部会 第3回未来部総会」「池田名誉会長が慶祝のメッセージ」
 「5・3『創価学会の日』『創価学会母の日』を記念する第27回本部幹部会が3日、第3回未来部総会の意義を兼ねて、東京・千駄ヶ谷の創価国際友好会館で晴れやかに開催された。これには池田名誉会長が慶祝のメッセージを寄せ、SGIの連帯が186カ国・地域に大発展したことを発表した」
・4月29日付「聖教新聞」「世界で慶祝立宗750周年記念勤行会」「方面の中心会館・恩師記念室でも厳粛に」
 「日蓮大聖人が建長5年(1253年)4月28日に、全人類の『平和と幸福の大道』を開くために、立宗を宣言されてから750周年――。『立宗の日』を慶祝する行事が、世界各国のSGIの会館等で行われる。(中略)
 東京・信濃町の創価文化会館での記念勤行会には、秋谷会長が出席」

 ※池田大作氏の会長就任記念日である五月三日を、例年、創価学会は盛大に慶祝する。当然、この日には池田氏がなんらかの行事に出席し、学会員の士気を鼓舞するのだが、今年の五月三日に開催された本部幹部会に池田氏はメッセージを出しただけで、姿を見せず、組織内では風邪だと伝えられている。
  池田氏が本部幹部会を欠席すること自体、極めて異例。しかも、自らの会長就任記念日で、この日を「創価学会の日」としている五月三日の行事に出席しなかったのは初めてのこと。また、これに先立つ四月二十八日に行われた立宗七五〇年を慶祝する記念勤行会にも、池田氏は姿を見せていない。それだけに単なる風邪とも思われない。
 「聖教新聞」で確認する限り、池田氏の動静を翌日付で報じたのは、四月二十日のパラグアイからの名誉博士号受賞記事まで遡る。これ以後も、アメリカのイリノイ州の7都市が四月二十四日を「池田大作の日」と定めた(四月二十五日付)とか、韓国・軍浦市が池田氏に「名誉市民」称号を贈った(五月一日付)、台湾・羅東鎮から「名誉鎮民」称号が贈られた(五月二日付)、南米・ブラジルの十九市連合が池田大作夫妻に「栄誉賞」を贈った(五月三日付)などの記事や、池田氏が執筆したとされる長編詩などは、連日のように掲載されているが、池田氏の前日の動静を伝える、いわゆる「ライブ」的報道は三週間以上なされていない。
  周知のように池田氏は昭和六十年十月に東京女子医大病院に入院した事実があり、糖尿病による心臓疾患や眼に疾病があるとの情報もある。それだけに、池田氏が「ライブ」で「聖教新聞」に一週間も登場しないと、きまって重病説だとか健康不安説がマスコミ界に流れるのだった。
  しかし、池田氏の健康状態は、ドクター部(学会員医師を統括する組織)幹部等によって構成された専属医療スタッフによる、高度の監視、治療、看護のシステムによって管理されており、基本的には良好と見られていた。
  それが約二十日間もの空白。しかも、五月三日という創価学会なかんずく池田氏にとって最も重要な日に姿を見せなかったことは極めて不可解。単なる風邪だったのかどうか、いずれは真相が明らかになるものと思われるが、五月三日という特別の日に人前に姿を見せなかったのは、よほどの事情があったからに他ならない。

●統一地方選挙後半、全員当選に欣喜雀躍する創価学会・公明党
・4月29日付「公明新聞」「公明、統一選完勝の金字塔」「後半戦も全員当選」「市議選は第1党堅持、全区議選で得票率増」「共産は記録的な惨敗」
・4月29日付「聖教新聞」「公明党、統一選に完全勝利」「後半戦も全員当選」
 「公明党は、一般市議選の千百四十人、東京特別区議選の百七十二人、町村議選の四百八十五人(推薦十二人含む)の合計千七百九十七人が全員当選。前半戦と合わせて、擁立した二千百二十一人が完全勝利するという、結党以来、初の金字塔を打ち立てた。なかでも一般市議選は四回連続の全員当選を果たし、政党別の当落者数でも三回連続で第一党の座を堅持。東京特別区議選も九回連続の全員当選という快挙を成し遂げた」

 ※統一地方選挙前半戦の道府県議選、政令市議選に続き、一般市町村議選、東京特別区議選でも公明党が全員当選を果たした。「NTTドコモ通信記録窃盗事件」を特集した誌面の都合上、細かい分析を割愛するが、今回の統一地方選の結果は、有権者の無関心、無自覚を背景に、政界に対する影響力の拡大を目指す創価学会・公明党が、議席、得票ともに確実に伸ばしていることを示している。創価学会・公明党についての正確な情報発信の必要性を痛感する。

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